恐山宿坊・お勤めの一泊。
何か因縁があると言うわけでもないのですが、
かねてより関心があった恐山の宿坊で一泊お世話になりました。
どれだけ年季の入った施設かと思いきや、建て替えてまだ年も浅いそうで、
旅館のように小ざっぱりとしています。
しかし部屋にテレビはなく、携帯の電波も通じず、一冊の本が置いてあるだけでした。
雑念を振り払って修行するほか無さそうです。
早朝からお堂でお経などを上げる「お勤め」への参加があるなど、
お客という感じは全くありませんでした(代わりに先祖代々の供養をしていただきました)。
境内の数ヶ所にある湯小屋が入り放題だったのですっかりお湯を堪能しました。煩悩ですね…。
食べ物への感謝の言葉を唱えたのち、頂く食事。
精進料理なので全部野菜なのですが、有り難がりながら良く咀嚼していただくため、
意外にお腹はふくれます。
同宿の方々と色々お話をさせていただきました。
by yurumona
| 2010-08-30 00:12
| 体験レポ